作者から

真野正美(まのまさみ)

幼い日、急ぎ足の夕間暮れの帰り道。飴色に輝く街路灯の裸電球と電信柱。家々の煙突に立ちのぼる夕餉支度の淡い煙。人は皆、記憶の奥底にふるさとの幼少期の 思い出を残しているのではないでしょうか。ふと見かけた懐かしい香りのする北国の風景に、そんな私自身の原風景を重ねるようにして描いた透明水彩画です。
皆様の心の中に、風の便りとなってお届けできたら何よりです。

真野 正美(まの まさみ)北海道十勝在住

●画歴

1958年  大阪府生まれ 
1978年〜1993年
愛知県のトヨタ自動車本社デザイン部で乗用車の内装や外形デザインを手がける。
1993年
帯広市に移住。画業を開始。
1994年
当初手がけた野草の細密画を中心に六花亭本店サイロ資料室で初個展。以降六花亭ギャラリー等で個展を重ねる。
1997年〜
美術村花六花メニュー画の他、毎月のお菓子、クリスマスのお菓子の包装紙絵等に携わる。
2005年
中札内美術村「北の大地美術館」にて第一回目の企画展『風便り』開催。
2008年
中札内美術村「北の大地美術館」にて第二回企画展『風便り』開催。
2010年
児童詩集「サイロ」601号からの表紙絵を描き始める。。


●連絡先 
info@mano-masami.com

中札内美術村「北の大地美術館」

(写真上)真野正美
(写真下)中札内美術村「北の大地美術館」